カツピコリンの独り言〜緘黙者としての生きざま〜

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zoom RSS 「坊主になりたくなかった坊主」を読んで

<<   作成日時 : 2017/06/18 02:46   >>

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春日了著・主婦の友社刊の本です。著者は東京葛飾区のショウ願寺の住職です。

今の方はご存知ないと思いますが、以前は心霊、UFO、超能力などを扱った番組によく出られてました。早稲田大学、大槻教授と共に否定派の論客でした。

「正統仏教では・・・」と言っていたのが記憶に残ってます。霊だの、あの世だのというのは本来のお釈迦様の教えには出て来ないという事です。仏教とは悩みの解決法だと主張してます。

住職の家に生まれながら天文学に興味を持ち、仏教系の大学に行くのを拒んだり、音大を出てる訳でもないのにオペラ歌手になろうとドイツやイタリアに勉強に行ったりします。挫折もあったりしますが、行動力には頭が下がります。

自分の思いを行動に移していけるのはうらやましい限りです。私などは思いが湧き上がった時点で否定的な考えが次から次へ出て来ます。「止めとけ!お前には無理だ!」って。

ところで、著者が住職である父親と進路で揉めていた時に頭痛があったので脳波を調べに病院に行かされ、何本か注射を打たれ意識がなくなり、気付くと精神病院の閉鎖病棟に入院させられていたそうです。一度脱走するも捕まり、再度入院させられ成人式を病棟で迎える事となります。

病名は分裂病で著者によると父親の陰謀で入院させられたとの事で最終的には仏教系の大学に進学する事を約束させられて退院するのですが・・・

実際に投薬もされて、一日中頭がボーっとしたという記述もあり、怖い事です。精神科医の悪意で正常な人を監禁出来るのですから。周囲の人々にも病院が病院ですからいくら本人が正常である事を主張してもキ○ガ○の戯言と片付けられてしまいます。

一方でたかだか進路の問題でそこまでするだろうか?という疑問も出て来ます。症状は頭痛だけしか書いてないのですが、周りからみればおかしな言動があったのでは?なんて考えてしまいます。これも怖い事です。入院という事実が予断を持たせてしまいます。

本当に父親が著者を住職にする為にやったのだとしたら、あまりにも馬鹿げた行動であるのは言うまでもなく、父親がそれまでに勉強し、関わって来た仏教が息子すら説得出来ない中身のないものであるのを露呈してます。

葬式仏教を職業としてやって来ただけなのでしょう。住[職]ですから間違いではないですが・・・

色々な怖さ、考えさせられます。

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