★パニック障害克服~その方法~★

激しい怒りは自分自身へのものだった。たかが通勤に四苦八苦している自分に対してイライラが頂点に達した。今までは自分で自分を庇っていた。自分で自分を哀れんでいた。

「もう倒れちまえ!どうせ誰かが助けてくれるだろう!なるようになれ!」怒りが開き直りに変わった。するとどうだろう。身体の隅々まで血液が流れる様な感覚がした。身体がポカポカ温かくなってきた。心臓の鼓動は落ち着いてきた。意識がはっきりしてきた。症状は消え去った。

この体験をその後の発作の時に試してみた。最初は100%出来た訳ではなかったが、そのうちにうまく開き直る事が出来る様になった。

発作が出てもすぐ収まるようになった。そのうちに発作を起こさなくなっていた。予期不安を感じながらも減薬し、最終的には薬を止めた。以後、15年近く少なくともパニック障害と思われる発作は起きていない。偶然の「開き直り」 ラッキーだった。

QAサイトでパニック障害の質問にはこの経験を回答する事が多い。パニック障害は目の前に恐怖、不安の原因がないのに脳が勘違いをする。だから最初は身体の異常と思って慌てて救急車を呼んだりして検査で異常がなく発覚する事が多い。

よく誤解されるが、職場に何らかの強いストレスになる事があって出勤しようとすると色々な身体症状が出るのはパニック発作ではない。本人には晴天の霹靂で突然襲ってくるのがパニック障害です。もちろん潜在的に何らかのストレスがあるには違いないが・・・

この最初に出た発作、例えば動悸などに慌ててしまい、更に不安感を増し、動悸が激しくなる。だから最初の発作と戦わない事が大切。無視する事が大切です。

それが「開き直り」・・・「どうにでもなれ!」

もともと脳の勘違いだから「どうにかなる訳がない。」「何も起こらない!」 ただ、症状が消滅するだけ。ちょっとの勇気が必要なだけです。

ちょうど溺れそうになった時にもがくと溺れてしまうのに似ている。体の力を抜くと体が浮き、溺れずに助かる。変な言い方だが発作が起きた時に生きる事を諦める、生への執着を断てばパニック発作はそそくさと逃げて行きます。「助かりたい!」と思う気持ちが焦りを生む。

パニック障害は文字通りパニックにならなければ大丈夫。最初の発作以外はほとんど自分自身で作り出しているとも言える。

ほんの少しの勇気、それだけ・・・



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この記事へのコメント

erinko
2017年11月11日 16:02
こんにちは!
軽いパニック持ちのものです。
どうしても予期不安があり、行動を控えてしまいます。。体調悪くなるのが怖いので。でもこのままでも辛いので開き直りたいです。。
カツピコリン
2017年11月11日 19:17
erinkoさん、コメントありがとうございます。
私も予期不安の怖さは身をもって知っています。最悪の時は抗不安剤を朝起きて一錠、家を出る時に一錠、電車に乗る前や具合が悪くなって一錠なんて時もありました。開き直るって難しいですね。偶然開き直れたので良かったですけど・・・本気でどうにでもなれ!と思いましたから。とにかく症状を無視する事です。他人事のように思えればいいんですけど。森田療法とか逆説志向というのも私の方法にかなり似ていて参考になると思います。是非、検索してみてください。