中学時代~イジメ加害者になって~

昨日、女子高生と男子中学生のイジメによる自殺が報道された。女子高生は「喋り方がおかしい!」と一部のグループにイジメられていたという。吃音などの発語に障害があったのか?緊張などでおかしい発語になったしまったのか?いずれにしても本人にとっては苦しみ以外の何ものでもなかったろう。

もっとも私にはそんな事を言う資格はない。私はイジメ加害者になってしまった事がある。中学1年の時、体育の先生が面白い走り方をしていて、みんなでマネなどをして遊んでいた。その延長線上で早めに登校していた私を含めた3人が後から通学してきた子にその体育の先生の「○○走り!をやれ」とベランダから言ったらその子は笑いながらやっていた。その子と私達に力関係はなく、仮に○○走りをしないからといって、殴る蹴るをしたりという事もなかったのだが・・・

それが2日続いた後、3日目にその子が通学する時間になっても来なかった。私達は風邪でも引いたのかな?と話しながら、その日を終えた。帰ろうとした時に私達は担任から呼び出しを喰らった。その子が公園のベンチにいるところを近所の人が見て、両親に連絡し、そこから学校へ連絡という流れだった。

本人はなぜ学校に行かずに公園にいたのか一切話さなかったらしい。それで担任がクラスの生徒に事情聴取して私達が○○走りを強要したからじゃないか?という話になった。担任は丸刈りに口ひげ、空手有段者、肩で風切って校内を闊歩する一見そちら系の怖い先生だった。

結局、私達の責任となった。担任は私達に「オラ!今度やったらタダでは済まさんぞ!蹴り殺すぞ!」私達は萎縮して帰路についた。「どうしよう?」私達は相談して謝りに行こうと決め、その子の家に行った。本人はおらず、母親が応対してくれた。でも、その母親からは意外な話が出てきた。別グループから旅行へ行こうと誘われ、断れず悩んでいたという。

私達は取り敢えず、○○走りの件を話し、謝罪した。その母親から何の咎めはなかった。そして帰りながら、3人で口々に自分達が犯人にされた事を不満をぶちまけた。翌日、その子は通学してきた。私達は当然のように真相を聞きだそうとしたが、頑として話さなかった。一人の子の「もういいよ!こういう風に無理やり聞き出そうとする事もイジメになっちゃうよ!」(←今考えるとすごい大人だなと思う)で聞き出そうとするのを止めた。

今になって考えて見ると、それほど多い人数でないにしても全校生徒がベランダで見ている所で変な走り方をさせられるというのは恥ずかしいと思う。逆の立場だったらやらないだろう。力関係がないと思っているのはあくまでも私達の側での話であり、本人でなければ、私達をどういう風に感じていたかなんて判らない。旅行がどういう内容だったか判らないが、○○走りが原因だと思う。学校へ行けず、公園で時間を潰していた事を考えるとひどい事をしたと思う

緘黙が治ってから半年も経たない頃だったと思う。苦い思い出だ。でも、そういう風に平気で回想してられるのは加害者側だから。現に自殺する人もいるのだから・・・


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