芸術療法が功を奏した?

「ヤマハの指導者専用サイト」の指導していて困った事の中に『以前、全く喋らない子がいて困った事がありました。小学校2年生だったのですが、学校でもやっぱり全く喋らないらしいんです。そんな状態で何度かレッスンをしているうちに、歌だけは歌うようになったんですね。歌ったものっていうのは弾けるんです。それからは、模唱やソルフェージュ、歌詞がない曲には歌詞をつけたりして、とにかくたくさん歌わせました。』というのがありました。

その後の顛末は書いてありません。どんな気持ちでレッスンを受けていたのでしょうか?歌えるようになったという事なので緘黙は改善されていると思いたいですね。

もう一つ、有限会社ハーモニーのサイトにピアニスト中出安子氏の裏プロフィールというのがあります。

そこに『親以外の誰ともほとんど喋れない無口な子供で、大阪学芸大学付属天王寺小学校への入学は望み薄と言われたが、指で差して解答する入試だった為、合格する。』とありました。

現在、ピアニストとしてご活躍されているので克服したという事ですね。緘黙症を克服したのか、極度の人見知りを克服したのか、難しいところです。

一般的に緘黙と人見知りは違うと言われています。その部分を強調される方もお見掛けしますが・・・
どうなんでしょう?私は何らかの環境条件がが分岐点になるような気がします。

軽い風邪で済む人と風邪をこじらせて肺炎になってしまう人のような差でしょうか?本質的には同じではないでしょうか?緘黙症になる可能性があったのにも拘わらず、発症しなかった人はかなりいるのではないでしょうか?

今回の2例はピアノが介在しています。結果的に音楽療法の役目を果たした可能性はあると思います。絵画療法、詩歌療法、舞踏療法、箱庭療法などとともに芸術療法と称されてます。

堅苦しく、療法と考えないまでもそれらの習い事をさせるのも緘黙改善の一つの道になるかも知れません。

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