テーマ:大学時代

ハツリ屋さんとの縁

ハツリとは工事現場でコンクリートを砕いて、穴を開けたりする仕事です。大学時代にガス工事のバイトで一緒に回っていた親方に「もう少しでハツリ屋さんが来るから、ちょっと待ってて!」と言われました。 私は「ハツリ屋」の意味が判らなかったのですが、「ハイ!」とだけ答えました。こういうところがダメなんですね。聞こうかどうしようかと葛藤している…
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大学時代~最初で最後の集まり~

大学時代、卒業を翌年に控えたある日、誰からともなく、友人の家に泊まり込んで、色々語り、飲み明かそうという話になった。それまでキャンパス内は一緒に行動していたが、外で会ったり、遊びに行ったりとかは全くなかった。とても楽しみにしていたが実現しなかった。正確に言うと私だけが行けなかった。 その日に母が亡くなってしまったのだ。その前から容…
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孤独と孤高

大学時代に「孤高」という言葉を知った。孤高とは「衆愚に交わらず、ただ一人、気高い境地にいる事」。そして私は自分自身を孤高であると思い込もうとしていた。周りにいる人間は本も読まない、身体も鍛えないロクでもない奴に見えていた。勘違いも甚だしい愚かさだが、そんな事にも気付かなかった。なぜ、そんな思考になったのか不思議だが緘黙を脱出し、ある程度…
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大学時代~ギリギリ卒業~

卒業式には出なかった。出られなかったという方が正しい。 サボっていたツケが回り、単位を一つ落としていて再試験を受けたので正規の卒業式には出られなかった。そういうギリギリ卒業の学生だけの卒業式もどきには出席した。偶然にも同じ会社に内定した、会社訪問で知り合った奴もいた。「なんだ、お前もか?」笑いあった。 緘黙からの脱出、母の死…
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大学時代~就職内定~

翌日、金融会社へ行った。給料が良かった事と仕事内容が営業事務だったからだ。仕事内容は外回りはなく、支店内での接客、事務などだった。 内容は警備会社と同じだったが、パネルディスカッションをやらされた。4、5人でグループを作り、出された議題に対し意見を言い合うものだ。リーダーシップや会話能力などをみる為だ。もろに「実力」が出てしまう。…
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大学時代~就職活動~

就職にあたって営業職は除外した。かといって男の事務職募集はほとんどなかった。資格でもあれば別なんだろうが・・・肉体労働でもいいとさえ思っていた。 10月1日が会社訪問解禁日。最初に大手警備会社へ行った。私の時代は売り手市場、丁寧な応対を受けた。会社の概要、将来性などをビデオや人事担当者の話で説明を受けた。その後、現役社員の体験談、…
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大学時代~ゼミの先生~

結局、フリーパスの様なゼミに入った。Nと一緒だった。そのゼミは助教授が担当していた。その助教授と面接で会った瞬間、私と同じ匂いを感じ取った。同類と思った。心に問題を抱えていると直感した。 直感は4年生の卒業間近に的中した。その助教授は自殺した。卒業論文のチェックを終えた後という事が真面目さ、責任感を感じる。おとなしい先生だった。話…
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大学時代~ゼミ選考試験~

友達もでき、順風満帆というより平々凡々な大学生活を過ごした。緘黙状態は脱したが、口下手なのは変わりなく、将来への不安が消える事はなかった。そんな状態だったので将来への明確なビジョンなど全くなかった。思い浮かばなかった。 3、4年になるとゼミに入らないといけないのだが、入る為の面接試験があった。厳しいゼミ、楽なゼミ、色々な情報が錯綜…
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大学時代~不思議な縁~

Nに初めて話しかけた日、色々と話している時に中学の同級生に会った。向こうから呼びかけてきた。最初誰だか判らなかった。中学時代の見る影もなく太っていたのだ。 縁と言うか、巡り合わせと言うか、不思議なものだ。公立高校の合格発表を一緒に見に行った奴だった。彼の父親の車に乗せてもらって行った。同じ高校を受け、奴は合格、私は不合格、別々の高…
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大学時代~広がる友達の輪~

Nと一緒に行動するようになると自然と他の人とも話し易くなり、浅く広くだが他の同級生とも話すようになっていった。 もう一組、おとなしそうな二人組がいた。お互い意識はしていたが、なぜかあまり話す事はなかった。すぐに友達が出来てしまう人には不思議だろうが、内気な人間はこんなものだ。結局、それからひと月くらいしてから、仲良くなり、主にこの…
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大学時代~緘黙から抜け出す~

大学の1年次にはクラスがあった。クラスと言っても常に集まる訳ではない。週2回、担任の授業の英語購読(経済学)の時だけ集まる。今考えると早く友達を作り大学生活に馴染める為の配慮だった気がする。 しかし、私はクラスが集まる2回目まで「緘黙」のままだった。他にも独りでいる人が何人かいたが仲の良いグループが何組も出来つつあった。私は焦った…
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大学時代~トラブルの顛末~

私が覚悟を決めたところに「止めなさい!」合気道部の人が二人に割って入って来た。「無理強いするのは止めなさい!」応援団が入団を無理強いしてるのを知ってたのだろう。 応援団の男はその人に手首を掴まれながら「先輩!しかし・・・」合気道の人は3年か4年だったらしい。上下関係の厳しい応援団だけあって「長幼の序」だけはわきまえてる様だった。 …
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大学入学~入学即トラブル~

いよいよ大学入学、絶対に高校の二の舞は踏むまいと心に誓っていた。再び緘黙状態だと4年間が地獄になってしまう。 だが、最初からトラブった。入学式を終え、健康診断に向かおうとしていたら学ランを着た男が「失礼します。クラブはもう決まりましたか?」 大学でクラブ活動などする気はなかったのだが、「クラブについてご説明させて頂きます。」…
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大学時代~アルバイト~

アルバイトは長期のものだけしかやらなかった。別に学業が忙しかった訳ではない。 人と接するのが苦手だから週のうち何日か、なんていうのはありえなかった。毎日がストレスになってしまう。コカコーラのルートセールスの助手、ガス工事、ビニール加工などをやった。 コカコーラは酒屋などの販売店に商品を卸す仕事で特に難しいことはなかった。助手…
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大学時代~愛犬との別離(2)~

私は足が痺れてきたのでクロを寝かしつけ、離れに戻った。しばらくすると姉が「クロが散歩に行きたいみたいだよ。」と呼びに来た。 私が離れに行くとクロはすぐ立ち上がり、よたよたと台所の方へ歩き出したという。私が母屋へ行くとクロはまだ台所へ到達してなかった。それほど歩みは遅く、足元がおぼつかなかった。 ようやく台所に着くとクロは倒れ…
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大学時代~愛犬との別離~

私の弟であり、息子であり、親友であったクロは1980年7月、午後8時頃、姉と私に看取られ天国へ逝った。享年9歳、死因はフィラリア、ウイルス性肝炎も併発していた。家族全員にフィラリアの知識が無かった。今では予防薬もあるという。  クロは夏の暑い日、母屋の縁の下の土を掘り、自分の寝床にしていたのだ。そこには蚊がいっぱい飛んでいた。かわ…
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大学時代~母との別離~

私にとっての大きな別れは母とクロだ。 母は私が21歳の時、闘病の甲斐なく、天国へ召されていった。享年49歳。 糖尿病の合併症で視力もほとんどなくなり、肝臓、腎臓もやられ、色白の母の顔が真っ黒になっていた。 母は発病後、しばらくは通院していたが、そのうち勝手に通院を止めてしまった。インシュリンを打つのも止めてしまった。 …
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