不意打ち

『生きていれば、毎日が“不意打ち”の連続だ。不意打ちを食らうたびに、私の心は固まる。“固まる”という表現以外ないくらい、心が本当に固まって動かなくなる。それが一瞬のこともあれば、長引くこともある。期待が大きければ大きいほど“不意打ち”のダメージも大きく、私の“固まり”も長引く。』(「犬から聞いた素敵な話」・山口花著・東邦出版より抜粋)

「不意打ち」、面白い表現ですね。こちら側の思い込みがそう感じさせてしまうんですね。

でも人はそうやって傷つきながらも自分が他人に不意打ちをした事にはなかなか気付けないものです。

この本は犬と人との関わりを書いた短編集です。そういえば犬は「不意打ち」をしませんね。期待を裏切る事はありません。それがとても心地良い。

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