抑圧

遺品整理は完了しました。結果的に父の物は時計などの形見以外は全て廃棄しました。

父の遺品は仕事関係の物と衣料品がほとんどです。戦前生まれの父は「もったいない」が前提にあり、タオルなども穴が少し開いたり、汚れが付いたままでも使い続けてました。

衣料品は未開封の下着やズボンが大量にありました。安いと買ってしまうようです。未開封の物は施設に送りました。

蛍光灯の予備もたくさんありました。押入の奥にしまっておいて、実際に電球が切れた時にはしまってある事を忘れていて新たに買ってしまうのでそのまま残ってしまいます。

真新しいやかんも出て来ました。私が買ったやかんです。もう10年は経つでしょうか?当時、父はやかんを火に掛けたまま、忘れて空焚きになりそうになる事が頻繁にあったので、私は沸騰したら音が出るやかんを買いました。そして古いやかんを捨てたところ、父がまだ使えるとわざわざ捨てた所から持って来てケンカになりました。

その時の恨み?とばかりに父の使っていたやかんを捨てました。私自身はやかんを使う事はほとんどありません。カップ麺はほとんど食べないし、お茶も飲みませんから。

捨てたい物を思う存分捨てました。かなり抑圧されていたんですね。親子と言えども、考え方は違いますから同居というのはストレスが溜まります。

父が亡くなってひと月が過ぎ、一種の解放感があります。

ようやく入浴剤の入った湯船に浸かってます。父は入浴剤は湯船を痛めると言って頑として使用をしませんでした。

細かい事を言うと、この入浴剤のような事がたくさんありました。すべて我慢して来ました。


もう我慢は必要ないんですね。








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